共有物分割と専門家の役割
共有物分割における各専門家の役割は以下のとおりです。
弁護士
依頼者の希望について協議し、法的な見通しの検討、相手方との交渉、裁判手続きなどを行う。
不動産鑑定士
価格賠償における価格の検討、現物分割の際の価値の検討等を行う。
税理士
共有物分割によって生じる税金発生の有無、金額の検討を行う。
土地家屋調査士
現物分割における境界の分割案の作成を行う。
司法書士
裁判で確定した分割方法に従い登記申請業務を行う。
不動産業者
不動産業者から見た不動産のおおよその価値や分割後の不動産の活用方法等についての相談を行う。
執筆者等
- 吉藤真一郎
- 弁護士
- 共有物分割請求、借地非訟などの不動産案件、相続案件などを多く取り扱っている。
- 幡田宏樹
- 弁護士・公認会計士
- 企業法務、同族会社(非上場会社)に関する問題、共有不動産に関する案件に取り組む。