共有者が死亡している場合
相続人を相手方として交渉することになります。
ご相談の中には、共有の相手方が死亡しているものの登記簿上は故人名義のまま放置されているケースがあります。 この場合には、故人の法定相続人に誰が共有地を相続したか照会することにより相手方を特定することになります。仮に、相続人から返答がない場合には、戸籍を調査して故人の法定相続人を調べ、法定相続人全員を相手方に交渉、訴訟を提起する必要があります。
執筆者等
- 吉藤真一郎
- 弁護士
- 共有物分割請求、借地非訟などの不動産案件、相続案件などを多く取り扱っている。
- 幡田宏樹
- 弁護士・公認会計士
- 企業法務、同族会社(非上場会社)に関する問題、共有不動産に関する案件に取り組む。